伊予苑玉虫

音源名:伊予苑玉虫

読み方:いよそのたまむし

音源の種類:連続音

 

名前:伊予苑 玉虫

読み:いよその たまむし

中の人:橘玉子

 

性別:可変(男のふりをしている時は男だし、女のふりをしている時は女だよ)

年齢:不詳

身長:可変

 

種族:

誕生日:2月18日(玉虫が現れた日)

イメージカラー:玉虫色

 

好き:影、湿気、ちょこれいと、金平糖

嫌い:陽の光、ランタンの外に出た炎、他人を平気で傷付ける人

持ち物:杖、ランタン

 

性格:とても無邪気で、あどけなさを残しつつも、どこか達観したような、ひどく老いたような、それでもやっぱり幼いような、曖昧な性格

   ようはなんにでもなるんだね

口調:やわらかい

   老いた女性の言葉にも、まだ幼い少年の言葉にも聞こえる、中性的な語調

   時折荒っぽくなることもあるが、基本的にはやわらかい

一人称:おれ、あとは気分でなんとでも言う

二人称:君、あとは気分でなんとでも言う

 

サンプルセリフ:

 

容姿:可変

髪:可変

眼:可変

 

備考:

影の中を滑るように歩いたり、闇の中を滑るように飛んだりする、ランタンを持った真似おばけ。

十年ほど前に傘花の影からに現れ、それ以来ずっと伊予苑家に住んでいる。

彼という三人称は「どちらでもない」という意味を込めて呼ぶのもであって玉虫の性別を定めるものではない。

 

どんな高さのどんな体躯のどんな姿にでもなることができる。

いつもは近くにいる人の真似をして適当な姿をとっている。

特定の誰かを完璧に真似することは容易なのだけれど、特別意識や操作をしない場合、たいていは近くにいる人のパーツを少しずつ組み合わせたような、一見その人のように見えてしまうけれどよく見ると違うといったような姿になる。

 

どんな姿にでもなるその実体は、変形する真黒な流動体。

かためのグミのような感触で、特に意識や操作をしない場合、末端にいくほど柔らかく、頭がいちばんかたい。

勿論分離させたり、分離させたものを自由に操ったりできる。

流動体は基本的には母体に戻ろうとする性質があるため、少量を捕まえて彼から遠く離れたところに持っていっても、(彼が意識せずとも)彼の元に戻る。

彼の身体は流動体が本体なので、例え彼の胸に杭を打ったとして、彼の首をはねたとして、彼が死ぬことはない。

空いた穴を埋め、はねられた首をもどすだけのこと。

たいていの場合、彼が誰かの真似をするときに着ている服も、実は(素顔を隠すための何か以外は)ぜんぶ彼の流動体によって作られている。

 

彼の性格は基本的には柔らかく、人の真似をするのが好きで伝承に詳しい。

それから確信を持って言えることは、彼はとてもやさしい性格の持ち主だということ。

 

彼の容姿について、いつでも変わってしまうし、彼の素顔を見たことがある人はとても少ないのだけれど、老いた女性のように見えたり、年頃の青年に見えたり、うら若き少女のように見えたり、まだ幼い少年のように見えたりするらしい。

その髪はたいていは黒くべったりしていて、それでもその中にたくさん色があるような、吸い込まれそうな玉虫色をしている。

そして怯えたような、それでいて柔らかく優しい色味に溢れる、深い紫色の瞳を持っているらしい。

時に漆のように、時に藤のように、時に葡萄のように、折々で色を変える。

伏せがちで光は少ないが、瞳は大きい。

 

彼の持っている杖は、ふだんはワンド、時にロッド、時にスタッフ、また時にステッキやバトンのようにもなり、またある時には大鎌のようにもなる。便利な杖。

彼の杖が魔法めいたことをすることがあるが、それはきっと影のまじないであり、闇の作用であり、つまるところは幻覚でしょう。

 

彼の持っているランタンは、なんとも不思議な炎が入っている。その炎は七色に変化したり、踊るようにゆらめいたり、またおしゃべりをしているように感じたりするが、それもまたきっと影のまじないであり、闇の作用であり、つまるところは気のせいでしかないのでしょう。

 

 

※橘王子の音源のうち、他の伊予苑音源に振り分けることが難しい音源を集めた音源。

そのため声質は統一されておらず、一つ一つばらばら。

主に、他の伊予苑音源との併用を目的としている。

 

 

特記なければ連続音

 

soft■SK01 A#3

nasal■TK F3

whisper■SS D#4

 

 

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